STORY#080

Wチャンピオンを生んだ
褒めと感謝の連鎖

アッセンブラー 花澤 美羽「茂原街道古市場店」

2024.04.23千葉県

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。この大会は、マクドナルドを支える約20万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。
その2023年大会、アッセンブラー部門のチャンピオンである花澤 美羽を取材。AJCCを通じて学んだことを聞きました。

※所属、学年等は取材時のものです

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バンズにパティやソースを乗せ、商品の仕上げまでを担うのがアッセンブラー
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彼女の支えになった茂原街道古市場店で働く仲間たち

みんなで掴んだ栄冠
「店舗の全員がチャンピオンです」

都内の大学に通う花澤がマクドナルドで働き始めたのは、高校2年生だった2021年。旧友からの紹介で、幼少期から慣れ親しんでいる地元の茂原街道古市場店に入店を決めました。働くなかで、やりがいがあり楽しい職場だと実感するとともに、マクドナルドがより身近な存在になったと花澤は笑顔を見せます。

アッセンブラーは、オーダーが入ってからバンズにパティやソースを乗せラップで包むまでを担うポジションで、スピーディーな商品提供の要となる部門です。花澤が大会に出場したのはこれが2度目であり、悲願のチャンピオン獲得に喜びは大きいと語ります。

「とにかく仲間に恵まれました。AJCCに出場できたのは周囲の後押しのおかげであり、だからこそ前回の敗退は悔しかったです。再チャレンジとなる今回は、上司の方を含め店舗の誰もがより一丸となってサポートしてくれました。トレーニング用の動画を何度も見てアドバイスしてくださったり、審査のたびに大きな寄せ書きで応援してくださったり。大会直前も『いつも通りやれば大丈夫だよ』と安心させる声で、緊張しがちな私のことをずっと励ましてくれました」。

自分だけではなく、茂原街道古市場店の全員がチャンピオン。そう語る花澤の言葉には、常に周囲への感謝がにじんでいます。

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アッセンブラーは司令塔でもあると話す花澤

“グッジョブ”を伝えあえば、
もっと頑張りたいと思えるはず

「以前は自分のことで精一杯でした」。
初めての大会後、彼女が感じたのは「もっと自分のスキルを磨き、周りをしっかり見られるようになりたい」という強い想いでした。アッセンブラーを中心として生まれるより良いチームワークが、さらにきれいなバーガーづくりとスピーディーな提供を可能にすると考えたからです。

「仲間がより一丸となるために大切だと実感したのは日々のコミュニケーションです。特に、クルーの行動で『すごいな』と思ったことや感謝の気持ちは胸の内にしまわず、伝えることを心掛けました。やっぱり私も誰かに褒めてもらえるとうれしいですし、そういった言葉のおかげで『もっと応えたい』『頑張ろう』というやる気や自信につながりますから」。

“グッジョブ”を褒めることで互いを高めあい、強くなった絆が、茂原街道古市場店の笑顔やおいしさの源泉なのです。

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花澤には、不思議な縁を感じる“戦友”がいる

“戦友”と一緒に盛り上げていきたい

実は今回、茂原街道古市場店ではマックフライポテト®担当のポテトパーソン部門でもチャンピオンが誕生しました。そのクルーの名前は佐々木 陽菜(はな)。彼女は花澤にとって、同僚以上の特別な存在だと言います。

「出身校は違うけれど、年齢も大学2年生という環境も一緒。それに、前回のAJCCに挑戦し、敗れたという経験も同じでした。リベンジに向けてずっと励ましあってきた同志であり、二人でチャンピオンになれて本当にうれしいです!」。

そして接客も好きだという花澤は現在、おもてなしリーダーとしてフロアに出ることもあると言います。「アッセンブラーはキッチンの中にいるので、直接お客様とお話しする機会はほとんどありませんでした。だからこそ、おもてなしリーダーとして今、たくさんのお客様とお話しできることがとても楽しいです」。

佐々木とともに後進の手本となり、この店舗をいっそう盛り上げたいと目を輝かせる花澤。彼女や店舗の仲間の「もっと頑張りたい」という気持ちが、今日も茂原街道古市場店を一層輝かせています。

登場した店舗
茂原街道古市場店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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