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 私たちの暮らすかけがえのない地球上で、共生していくために2020年は生物多様性の観点からも重要な年であり、企業としても様々な社会的課題や環境問題に対して取り組む必要があります。2018年からの取り組みである「Scale for Good」の5つの柱では、世代を超えて日常を支え、関係性を築いている企業ならではの、強みとスケールを活用した、更なる実践が伺える内容となっています。 サプライヤー基本原則や国際規格に基づいた原材料調達、マネジメント、監査を通じた実施の検証等、食を扱う上で重要な視点はもとより、環境配慮や認証への取り組みも積極的と言えます。また、リサイクルトレイ等の循環システムや、廃棄物については、業績の増加により全体は増加しているものの、お客様一人あたりの量が対前年比で減少している点から、エネルギー対策同様、社会的ニーズに合わせた努力が見受けられる結果であり評価出来ます。今後、サービスの性質上、更なる資源の使用量及び廃棄物削減への革新も望まれるでしょう。更に、継続的な社会貢献や、ハンバーガー大学等徹底した教育に至るまで、関係する人々の今そして未来が幸せであるために、果たすべき役割の見える化とSDGsとの関係性も整理されています。気候変動や様々な予期せぬ事態が起こりうる時代、多くの課題に多角的に取り組みながら、SDGsへの貢献そして誰もが笑顔になれる社会へ、日本マクドナルドが社会変革を牽引されることを期待しています。第三者意見

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