CSR2020
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 新型コロナウイルス感染症の拡大により、2020年はさまざまな課題が顕在化しました。こうした状況下、社会的責任を果たすべく、「食、環境、社会貢献、人材」に関連する課題に対し、積極的な取り組みを実践されていることがCSRレポートからうかがえます。 新型コロナウイルスへの対応はもとより、衛生管理を徹底し、食の安全・安心を強化しているとのことで安心感を覚えます。 環境対応については、国際的に認知され信頼性の高い認証を取得した原材料を積極的に導入していることは大いに評価できます。また、CO2排出量が減少していることは評価に値しますし、通常営業への回帰後もさらなる削減に努められるものと信じます。一方で、廃棄物量は全体として微増であったことから、「発生抑制」も含め、削減に向けたさらなる取り組みを期待します。 厳しい状況下、社会貢献活動の規模を維持し、教育支援を拡大したことについては大変な努力があったと察します。重要度が増しているダイバーシティや女性の活躍への取り組みは先進的で、今後も社会を牽引していただきたいと思います。 これまで経験したことのない状況がもたらされる中、人々の生活に欠かせない「食」の業界において、新たな社会・環境課題にも取り組むとともに、SDGsへの貢献につながる活動をより充実されることを期待しています。第三者意見

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