お客様やクルーから寄せられた実話をもとにしたショートストーリー。私は耳が不自由なため、普段はスーパー以外のお店に立ち寄ることがありません。でもある日、お店の入口で「どうぞ！」と声をかけてくれたマクドナルドの店員さんに勇気をもらい、人生で初めての外食に挑戦しました。私の注文がきちんと伝わるのか、とても不安に思いながらカウンターの前に立ったのですが、先ほどの店員さんが簡単な手話で対応してくださいました。さらに筆談でも「お味はいかがですか？」「コーヒーの温度は大丈夫ですか？」と、会話をしてくださり、そのやさしさに心がホッとしました。そして帰るときに、一枚のメモを渡されたんです。「本日はご来店ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。全力でサポートさせていただきます。（まだまだ手話は勉強中で初心者ですが、ぜひ！）従業員一同」。一人での外食は、不安でいっぱいの戦いでした。そんな中、あたたかく受け止めてくださったことが本当にうれしかったです。また、次にお店に行く日を楽しみにしています。17SMILE 2025 vol.426渡されたメモと安心感3
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