SMILE_vol.426
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目標に向かって頑張るのは、楽しい勝負は準備で決まるたものの、目標タイムには遠く及ばなかった……。「やっぱり、店舗の全員が同じ目標に向かって成長しないとダメなんだと思いました」。マネージャーの石本さんは、みんなで想いを一つにして成長していかなければ、ドライブスルーの目標タイムには辿り着けないことを実感したと話す。店舗の全員で同じ目標に向かうために、トレーナーたちにもドライブスルーチームに参加してもらった。そして、新たなチームメンバーを加えて意見を出し合う中で一つの課題が見つかる。「みんな、何をどう頑張れば良いのかが分かっていない」。店舗の目標タイムを知っても、そのために自分がすべきことが明確でなければ、クルー一人ひとりが本気で努力することは難しい。大きな店舗目標を達成するためには、一人ひとりが自分の目標を見つけて達成する必要があることが見えてきた。早速、ドライブスルーチームで話し合い、各ポジションの目標タイムとトレーニングプランを作成。トレーナーノートで、クルー一人ひとりがどれくらい成長しているかを共有しながら、多くのお客様が来店される週末のランチピークで活躍できるクルーをトレーニングしていった。すると、クルーたちは自分のポジションの目標タイムはもちろん、店舗の目標タイムやセールスを意識するように。「タイムが縮まるのが楽しい!」。そんな声がたくさん聞こえるようになっていった。「資材の準備をもっと徹底したいです。マネージャーやトレーナーだけでなく、クルーも資材準備ができるようになれ週末のランチピークで最大限のパフォーマンスを発揮するために重要なのが資材の事前準備。土曜日、日曜日の朝はもちろん、夕方や夜に働いているクルーたちも協力しながら、毎週万全の状態で週末のランチピークを迎えている。ドライブスルーの改善に向けて、マネージャーだけではなく、トレーナーも巻き込んでミーティングを開催。週末はランチピーク後にクルーにも参加してもらうリキャップの時間を作り、良かった点と課題を出し合って、翌週の改善につなげている。Step1Step2前日から資材を準備みんなで意見を出し合って店舗をより良くしていく    33SMILE 2025 vol.426

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