あなたと共に、より良いチームへ2025年の年始には「共に」とスの経験、そして幼少の頃から大切にしてきたチームワーク̶̶これらのピースがすべて、マクドナルドビジネスに求められる力としてぴったりハマる手応えがあった。日本のマクドナルドの一員となってからも、大切にしていることは変わらない。着任前の2024年6月、オフィス・フィールド社員向けの会議の場で、トーマスさんは自己紹介とともにこんな思いを口にしている。「成功したいのであれば、私たちはクロスファンクショナルに働く必要があります。お客様はいつも全体としてのマクドナルドブランドを見ているからです。相互に連携し合うことが、高いパフォーマンスを発揮するチームの必須条件だと考えています」。また、いう2文字を掲げた。いずれもトーマスさんのチームワークに対する思いと「より良いチームになろう!」という情熱が詰まっている。では、日本マクドナルドの〝これ 日本中のお客様がマクドナルドブから〟を、トーマスさんはどう描いているのだろう。「私は日本のマネージャーやクルーの皆さんの〝お客様のために〟というまっすぐな思いと行動力を、心から尊敬しています。この思いをずっと実践し続けてきたからこそ、ランドを愛してくださっているのだと思います。この強みをさらに伸ばすための環境を整えること、わかりやすく言えば、皆さんの最高の応援団長になること̶̶それが私の役割です。デリバリー、モバイルオーダー、ドライブスルー、そして店内でのお食事……。今、お客様と私たちとの接点は実に多様になっており、店舗で求められる対応も複雑になっています。すべてのチャネルで同じ基準の店舗体験をお客様にお届けするには、やはり多様な力をもつ仲間がそれぞれの力を発揮するチームワークが欠かせません。オーナーオペレーターの皆さん、サプライヤーの皆さん、そして私たち日本マクドナルド、三本脚の椅子の全員がより密に連携し、高いパフォーマンスを発揮するチームになること。そうすることで、もっともっとお客様に愛されるマクドナルドになっていきたいのです」。かつて日本のマンガを観てその主人公に憧れた少年は今、主人公ではなく、チームをまとめる監督だ。ではこのチームの主人公は……?それはきっと、マクドナルドで働く私たち一人ひとりだ。トーマスさんの“推し”を聞きました!年を重ねるに連れ、“推し”度が増したのがこのマンガです。勝利よりも過程の重要性、そしてチームワークの大切さが描かれているんですよ。サッカー好きの方ならきっと私と同じ気持ちではないでしょうか。どんな状況でも必ず勝利する翼とそのチームが大好きです。小学生の頃、香港でも毎週放送されていて、必ず観ていましたね。横浜の「Gundam Factory Yokohama」にも駆けつけました。日本のアニメが大好き!と語るトーマスさんに、特に推しの アニメを聞いてみると、「ふむ、いい質問ですね……」と目を輝かせて教えてくれましたよ!『スラムダンク』『キャプテン翼』『機動戦士ガンダム』42SMILE 2025 vol.426
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