SMILE_vol.426
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2人が与えてくれたもの9   るためにトレーナーになりたいと手を挙げた。英語も活用しつつ、トレーニングはもちろん、慣れない環境への不安を取り除くコミュニケーションを心がけている。気さくな性格も相まって、今ではみんなに慕われる存在。次は店舗全体にポジティブな影響を与えられるマネージャーになることが目標だ。マクドナルドで働く仲間は、その理由も、国籍も、年齢も性別も違う。だからこそ支え合えるし、たくさんのお客様に笑顔を届ける強いチームになれる。〝違い〟によって一筋縄にいかないこともあるけれど、成長するきっかけを与えてくれるのだ。スザンさんやニスチャルさんとの出会いもまた、1号線池上店に大きな変化をもたらせてくれた。彼らの成長をそばで見守ってきた店長は「言語の壁を超えるためにみんなで試行錯誤したからこそ、クルー一人ひとりが〝店舗はチームだ〟と再確認できたと思います」と語る。最初は戸惑うことも多かったが、彼らを支える中で自然と誰もが「お店のために」と考え、行動できるようになったという。また、こちらもつい笑顔になってしまうような2人の笑顔のおかげで、店舗全体がもっと明るくなった。1号線池上店のみんなに愛されているスザンさんとニスチャルさん。これからも〝違い〟をともに乗り越えた仲間と1号線池上店をより良い場所へ成長させていく。1号線池上店(東京都) トレーナーラヤマジ ニスチャルさんネパール出身。スザンさんとは語学学校の同級生で、ともにマクドナルドで働きはじめた。誰とでもすぐ打ち解ける明るく優しい性格が強みであり、トレーナーとして外国人クルーを中心にトレーニングを行っている。マネージャーを目指し、カウンター業務にも挑戦中。SMILE 2025 vol.426言葉の壁はある。で

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