最高をつくる、人になろう。

BUSINESS Win-Winでなければ成り立たない。マクドナルドが考えるフランチャイズビジネスのあるべき姿とは?

マクドナルドはフランチャイズ※1ビジネスである。全国約2,900店舗のうち、およそ7割にあたる約2,000店舗をフランチャイズ法人が運営している。「Three-Legged Stool(3本脚のいす)」というマクドナルドの考え方が根底にあり、フランチャイジー、サプライヤー、マクドナルドの3者がwin-winの関係を結ぶことで、マクドナルドは成長をすることができる。ここでは、マクドナルドのビジネス・コンサルタント(以下、BC)と、フランチャイジーとして店舗経営に携わるオーナー・オペレーター(以下、オーナー)に、それぞれの立場からマクドナルドビジネスの魅力を語ってもらった。

  • マクドナルド
  • サプライヤー
  • フランチャイジー

※1:フランチャイズ
フランチャイザーが一定の条件でフランチャイジーに営業権を与え、対価としてロイヤリティを受け取る契約形態。

  • 東日本
    フィールドサービス部
    北関東・千葉エリア担当
    BC

    KOJI IIDUKA

    飯塚 孝次

    東日本フィールドサービス部 北関東・千葉エリア担当 BC 飯塚 孝次

    1999年入社。アシスタントマネジャー(現デパートメントマネージャー)として6店舗、RGM(レストランゼネラルマネージャー:店長)として4店舗を経験した後、2012年よりOC(オペレーション・コンサルタント)として、立川、大宮、長野、福島、群馬、池袋の直営店舗のコンサルティングを行う。その後、東日本地区本部営業推進部を経て、2017年より現職。北関東、千葉のフランチャイズ法人のコンサルティングを担当している。

  • 日本マクドナルド株式会社
    フランチャイジー
    株式会社キノシタ 
    代表取締役

    HIROSHI KINOSHITA

    木下 弘

    日本マクドナルド株式会社フランチャイジー 株式会社キノシタ 代表取締役 木下 弘

    1984年、日本マクドナルドに入社。北千住2号店からキャリアをスタートさせ、RGM、SV(現オペレーション・コンサルタント)、トレーニング・コンサルタント、オペレーション・マネジャーを経験。2003年11月にオーナーとして独立、現在栃木県北部4店舗と福島県南部4店舗、計8店舗を持つ株式会社キノシタの代表を務める。

THEME 01

フランチャイジーとフランチャイザー。
ふたつの視点が、マクドナルドをつくっていく。

木 下
オーナーは、店舗の運営について責任を負う立場です。当然、経営判断に迷う場面も多々ありますが、BCはオーナーとは異なる立場から経営を見ることができる存在です。私にとっては身近な議論の相手であり、率直なやりとりをさせていただけることがありがたいです。
飯 塚
私が木下オーナーの担当をするようになってから1年以上が経ちますが、毎日の収支報告だけでなく、店舗訪問を含めたご自身の一日の行動予定についてもご報告いただいており、情報共有に積極的な印象を受けています。
木 下
オーナーとBCという関係においては、情報の共有が大切だと思うんですね。私から先に情報をオープンにすることで、マクドナルドの持っている情報も随時受け取っていきたい、という意図もあります。飯塚BCは、私がどんな情報を求めているのか、なぜその情報を求めているのか、というところまでしっかり考えて実践してくださっている印象です。
飯 塚
やはり、オーナーはご自身の店舗のことを精緻に把握されているので、なるべくその店舗の個性にマッチする施策のご提案をしていこうと思っています。他店舗で成功している施策が、木下オーナーの店舗に合うとは限らないわけですし。私たちBCの仕事は、オーナーの設定された目標の実現に向けていかにサポートするかだと思っています。
木 下
最近の具体的な事例で言うと、お昼時にお客様の駐車スペースが足りなくなるお店がありました。飯塚さんが現場の様子を見て、対応策を提案してくださいましたね。
飯 塚
お客様の駐車スペースが足りないというお話でしたが、店舗の敷地全体の活用方法から考え直すことにしたのです。当時は従業員の方の自動車やバイクも敷地内に停まっていたので、それを別の場所に移すことで、お客様の駐車スペースの増設をご提案しました。
木 下
BCを心強く感じるのは、現場を見たうえでご提案いただける点です。たとえば商品の売上データなどの定量データは、数字として拾えます。しかし定性データは、やはりお店に出て、お客様の様子を実際に見ながら分析を深めなければなりません。私一人の目だけではなく、異なる視点を持つBCの力をお借りすることで、より多角的な判断が可能になると考えています。
飯 塚
定性データの分析は、解釈にかなりの幅が出てきます。何が正しいのか迷う場合もありますし、迷いがあるまま経営的な決断をしなければならない場合もあります。そんな時に、我々の目を活用していただければ光栄です。
木 下
投資など、大きな決断が必要な時に、徹底的に議論できる相手がいることはうれしいですね。何千万円、何億円単位のお金が動くわけですから、疑問点や不安点を率直にやりとりできる関係が結べなければなりません。
飯 塚
オーナーは、クルーやお客様の最も近くで、地域や店舗の個性を詳しく把握し、地域貢献意識を強く持っています。一方で、私たちフランチャイザーは、マクドナルド全店のノウハウを豊富に持っています。ローカルビジネスを担うフランチャイジーとグローバルでの豊富なノウハウを持つフランチャイザーが車の両輪となって協力することで、マクドナルドビジネスを推進しています。
飯 塚
木 下

THEME 02

働く人の成長が、店舗の成長に、
そして地域の活性化に直結する場所。

飯 塚
マクドナルドは、ピープルビジネスの会社です。お客様はもちろん、クルーも一体となってビジネスをつくるという考えに基づいて、人材育成を行っています。木下オーナーも地域の人材育成にとても熱心に取り組まれ、若者雇用促進企業として栃木県の外食企業で唯一、「ユースエール(厚生労働大臣が若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業を認定する制度)」の認定を受けましたよね。フランチャイジーの視点から見て、人材育成をどのように捉えていますか?
木 下
会社創設以来、何よりも優先させるのは人材育成と定めていました。クルーの成長とQSC(Q=品質、S=サービス、C=清潔さ)の向上、セールスの拡大、利益の増大は切り離せません。一人ひとりがのびのびと、意欲をもって仕事に取り組めるような職場の創造が、一人ひとりのモチベーションを向上させ、そのまま地域の活性化にもつながっていくと考えています。
飯 塚
やはり、地域で店舗を運営していただき、長い目でマクドナルドの発展に関わっていただくためには、地域からの信頼が非常に大切です。
木 下
マクドナルドの人材育成は、「あるべき姿」を目指すものというよりも、そこに集まった人々が互いに影響し合いながら個性を発揮し、伸ばしていくものです。一人ひとりが自分らしさを発揮できることが、店舗をいきいきとさせ、地域を元気にしていくと思います。
飯 塚
地域とのつながりという意味では、地域貢献活動も大きな役割を担っていますね。
木 下
そうですね。地域貢献活動はすぐに売上に反映するものではありませんが、地域と店舗をつなぎ、10年、20年後の関係をつくる機会だと思っています。
飯 塚
一例を挙げますと、木下オーナーのお店のマックアドベンチャー※2は、8月の1ヵ月で200名以上の地域の参加者が来られましたよね。マクドナルドの持続可能性につながる地域貢献活動は、やはり地域に根づくフランチャイジーの意識を反映します。
木 下
継続することに価値があるのが地域貢献活動です。マクドナルドというブランドを通じて、地域の方々に末永く愛される店舗づくりをしていくためには、目先の利益を追い求めるだけでは不十分です。
飯 塚
木 下

※2:マックアドベンチャー
3歳~12歳を対象にした、実際の店舗やキッチンを使ってバーガーづくりや接客体験ができるプログラム。

THEME 03

急速に変化する世の中に柔軟に対応する。
ピープルビジネスの強みは、まさにそこにある。

飯 塚
マクドナルドがこれまで、日々変化する人々の行動に対応し、世の中の変化に対応してこられたのは、原点にピープルビジネスという考え方があるからです。「マクドナルドは、世界中どの町でも、ベストな雇用主になる」というピープルビジョンを掲げていますが、ここには、マクドナルドの店舗は人と人が接する場であるという前提があります。人と人の交流のあり方を常に考えているからこそ、時代の変化に柔軟に対応してこられたのではないかと思います。
木 下
まさに企業の成長は、人の成長そのものなんですね。現在、当社の社員はほぼ地元で採用しています。地域に根差した店舗づくりは、地域の優秀な人材を育成することです。特に当社が展開しているのは「地方」にあたり、少子高齢化が急速に進む地域。マクドナルドが培ってきた人材育成のノウハウを駆使し、優秀な人材を育てることは、これからの時代をつくっていくことだと思います。マクドナルドのお客様やクルーは、やはり地域の方々が大半を占めるわけですから、オーナーには、その地域の個性を見極める能力が求められます。地域の人としての目線で考えると同時に、一歩離れて客観的に考える目線を持つ。このバランスを取りながら、自分の地域、自分の会社をより良くしていく。「ベストな雇用主」としての役割が、世界の課題解決の原動力になれば、これほどうれしいことはありません。
飯 塚
フランチャイジーがローカルの現場で問題解決を図り、その施策がマクドナルドのノウハウとして蓄積され、グローバルな課題解決の糸口になっていきます。マクドナルドがフランチャイジーとともに、「ベストな雇用主」としてピープルビジネスの最前線を走り続ける存在であればと思っています。
飯 塚・木 下
飯 塚・木 下
THEME 03 急速に変化する世の中に柔軟に対応する。ピープルビジネスの強みは、まさにそこにある。

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