STORY#009

農業体験を通して
食材に込められた思いに触れる

レタス農家でコーヒー豆かすのたい肥撒き・レタス収穫を体験

2022.3.16兵庫県、香川県

姫路市内の11店舗からコーヒー豆かすを回収し、たい肥としてリサイクルする『笑顔咲かそうプロジェクト』。日本マクドナルド(株)にレタスを納入している大平やさい(株)では、このたい肥を利用してレタスを栽培しています。2021年10月、レタスが店舗へ届くまでのプロセスを店舗クルーにも知ってもらうために、香川県観音寺店 店長の中井悠介、クルーの大西リヨ、中井尚美などが、大平やさい(株)のレタス畑へ赴き、たい肥撒きや苗植え、レタスの収穫を体験しました。

コーヒー豆かすを含んだたい肥を手作業で撒いていく
コーヒー豆かすを含んだたい肥を手作業で撒いていく

レタスの見え方が変わる体験に

参加者は、大平やさい(株)の大平社長をはじめ従業員の皆さんから丁寧なレクチャーを受け、たい肥を撒いてみるも想像以上の重労働だった。「今回は体験として楽しみながら作業をすることができましたが、これを日々行うことを想像すると農家の方々には頭が上がりません。私たちが食べているもの、提供しているものの裏には、支えてくれる人と、その方たちの想いがあることを改めて感じました。」と体験を振り返った。普段店舗で調理しているレタスはカットされた状態で届くが、土のついた丸々としたレタスを収穫する中で、「レタス一枚でも無駄にできないなあ」という思いが強まるとともに、自然を感じながらの作業に充実感でいっぱいになったという。

大平やさい従業員の皆様と参加した観音寺店の店長、クルー
大平やさい従業員の皆様と参加した観音寺店の店長、クルー

地球へのやさしさも、とびきりのおいしさも

また、大平やさい(株)がコーヒー豆かすのたい肥を使用する理由も同時に学ぶことができた。「豆かすたい肥には、“循環型社会の構築”という意義が込められています。まさにSDGsそのものだと認識しています。また、野菜の栽培において土は非常に重要です。土が健康なら、レタスはストレスを感じることなく生育しやすい環境になります」と大平社長は語った。安全・安心な品質を追求し、日々努力されている生産者の方々がいる。参加したクルーにとって、そんな誇りの詰まった野菜を、お客様やともに働く仲間に発信していきたいと考えるきっかけにもなった。

大平社長のお話を熱心に聞くクルーたち
大平社長のお話を熱心に聞くクルーたち

豆かすからおいしい野菜を生み出すループ

「農家さんが食材をおいしく大事に作ってくださっているからこそ、マクドナルドがおいしい商品をお客様に提供できていることがよくわかりました。これからも食材一つひとつを大切にして、丁寧に作ることを心がけたいです」。農家の方々との交流が、今後の意識を変える貴重な体験となったという。生産者の想いを知ることが、徹底した原材料の管理に活かされている。こうした農業体験は、若い世代にも農業の魅力を発信していきたいと考える大平やさい(株)にとっても有意義な機会だという。今後、マクドナルドがクルー参加型の取り組みをさらに広げていく展望が見えた体験となった。

大平やさい(株)より丸ごとのレタスを20玉ほどいただきました!クルーたちがおいしくいただきました。
大平やさい(株)より丸ごとのレタスを20玉ほどいただきました!
クルーたちがおいしくいただきました。

※本サイトの画像は、一部マスクを着用していないものが含まれますが、新型コロナウイルス対策を実施の上、取材・撮影を行っています。

登場した店舗
観音寺店(香川県)
活動内容
SDGs
サプライヤー

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