STORY#022

日本一のレタス産地・長野。
理由は稀有な環境にあり

「ビッグマック®」などのレタスを作る、長野の農家さんを訪問

2022.8.10長野県

全国約2900店舗のマクドナルドを支えているのが、各地の生産者さんです。マクドナルドでは商品の安全性に加えて品質やサステナビリティを高めるため、農産物の国際基準の認証制度「GlobalG.A.P.」を採用。管理項目は200以上の項目ときわめて多岐にわたり、その厳しい基準をクリアした生産者さんの努力の結晶が、各店舗へ届けられています。

たとえば「ビッグマック®」や「てりやきマックバーガー」に使われているレタスひとつをとっても、農家さんの情熱がぎっしり。そこにはどんなこだわりがあり、どんな想いで育てられているのでしょう。作り手の横顔を知るべく、今回は長野県北佐久郡御代田町でレタスを作る、野呂翔平さんを訪ねました。

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野呂さん。2日かけて約15600玉のレタスを収穫。

農業のメリハリある働き方に強く惹かれた

野呂さんは東京出身。海洋系の国立大学を経て長野に移住し、農業の道へ進むという異色の経歴を持っている。
「在学中にワーキングホリデーで約2年間オーストラリアへ行き、農業に携わったのが転機です。佐久の御代田、諏訪の冨士見の2カ所で農場長をしており、御代田では春と秋に耕作しています。標高が数100メートル高い富士見は夏でも気候が安定しているので、春から秋までレタスを作っています」。

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地元のマクドナルド佐久インター店とマクドナルドイオンモール佐久平店のクルーが収穫を体験

気温と水分量が良質なレタス作りを左右する

長野は高原野菜の産地として有名。レタスはその代表格だが、冷涼な環境以外にも育てやすい理由がある。「レタスは水の少ない地域で生まれた作物ですから、降水量が少ないこの周辺は育てやすいのです。ただし乾燥しすぎもよくないので、注意深くケアしています」と野呂さん。水分調整がバーガーに適したレタス作りには大切なのだ。

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次回は北海道。洞爺湖のレタス農家に向けて。

おいしいレタス作りは笑顔のため

農業におけるデータ活用にも注力している。「日々の収量に応じた私たちの稼働内容など、蓄積したノウハウを生かすことが次期の計画や後進への教育などに役立っています。管理する環境の整備は作物の安全面にもつながりますし、今後もデータを活用しながらチャレンジしていきたいですね」と抱負を語った。
「私もよくマクドナルドを利用するのですが、改めて感じるのは、おいしいものは人を笑顔にするということ。そのために、私自身もよりおいしいレタスを作らなければいけないと思いますし、モチベーションにもなっています」と野呂さん。このように、今日も農家さん一人ひとりの熱い想いが、多くの笑顔を生み出している。

登場した店舗
佐久インター店
イオンモール佐久平店
活動内容
サプライヤー

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