STORY#054

仲間の励ましで再起した
チャンピオンの成長ストーリー

ポテトパーソン 奥 聖菜「六本木ヒルズ店」

2023.5.15東京都

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。こちらは、マクドナルドを支える約19万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。その2022年大会、ポテトパーソン部門のチャンピオンである奥 聖菜(おく せな)を取材。「オール・ジャパン・クルー・コンテスト」を通じて学んだことを聞きました。

奥は鹿児島県出身。高校進学と共に大阪に引っ越し、卒業後に働いたのが、マクドナルド あべのHoop店でした。その後、上京してからはマクドナルド六本木ヒルズ店で勤務。仕事は楽しかったものの、東京暮らしという環境の変化に気持ちが追い付かず、一度仕事から離れました。しかし、後に師匠となる先輩クルーに励まされたことでマクドナルドに復帰し、そこから彼女の新たな成長ストーリーが始まったのです。

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AJCCチャンピオンのみに贈られる特別なエプロンを身に着けて

同僚の励ましがあったからここにいる

奥がマクドナルドに帰ってくるきっかけを作った先輩クルーは同じ店舗で働く、AJCC2021年大会のポテトパーソン部門チャンピオン。
「仕事から離れている時も、マクドナルドはずっと大好きだったんです。ある日、『それならまた一緒に働こうよ!』と背中を押していただいて。AJCCのポテトパーソン部門で出場することになったきっかけも作っていただきました。以前は接客のポジションを中心に働いていたのですが、『ポテトパーソンでAJCCに出よう。絶対にいい経験になるから!』と。最初は自信がなかったんですけど、期待に応えたいと思ってトレーニングに励みました」と振り返る。そして、奥は同僚や店長、マネージャーへの感謝も言葉にした。「私がチャンピオンになれたのは店舗の皆さんのおかげです。練習する時間を作ってくれたり、製造シーンの動画を撮ってより良くなるように改善のトレーニングをしてくれたりなど多くの方に協力してもらいました。中でも前回チャンピオンの、お客様に最高のポテトを提供するためにどうしたら良いのかを追及するトレーニングは的確でとても勉強になりました。本当に店舗の皆さんへの感謝は尽きません」。

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チャンピオンになるには丁寧さとスピードの両方が求められる

一緒に出場した仲間が刺激と勇気をくれた

優勝に向けて気持ちをさらに高めてくれたのは、一緒にAJCCに出場した仲間の存在だったという。「六本木ヒルズ店からは、私を含め4人が各部門でAJCC全国戦に出場しました。3人からは刺激と勇気をもらいましたし、励まし合えたことも大きかったです。全国から努力を重ねたライバルたちが集まっているので、最初は震えるくらい緊張していましたが、準々決勝ぐらいから『ここまできたならやるしかない!』と、どこか吹っ切れましたね」とはにかむ。

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AJCCを通して培ったスキルと心を後輩に伝えていきたいと話す

後輩の育成で感謝を恩返ししたい

チャンピオンになれた要因を聞くと「運がよかったんだと思います。ただ、審査中は最高のポテトを作ることを追求できたと思います。また、AJCCは営業中の店舗で開催されるので、ご来店くださるお客様や仲間たちの声や姿を感じながら、いつも通りの平常心でリラックスできたのも要因の一つかもしれません」と話す奥。そして今後もよりおいしいポテトを、より多くのお客様に届けられるよう、さらに努力していきたいと語った。
「私はマクドナルドで、本当に人に恵まれました。だからこそ、チャンピオンになれた経験は後輩に伝えていきたいですし、次は私がトレーナーとして頑張ることで、このお店に恩返ししていきたいです」と微笑む。こうして後進へと代々伝わる情熱と真心が、六本木ヒルズ店の店舗体験を高め続けているのだろう。

登場した店舗
六本木ヒルズ店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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