STORY#068

トレーニング中に気付いた
「技術以上に大切」なこと

アッセンブラー 倉田 賜乃「4号線盛岡上田店」

2023.10.31岩手県

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。こちらは、マクドナルドを支える約19万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。その2022年大会、アッセンブラー部門のチャンピオンである倉田 賜乃を取材。AJCCを通じて学んだことを聞きました。

大学に入学した2021年から4号線盛岡上田店で働いている倉田。クルーになる前から、マクドナルドにはホスピタリティが高いイメージをもっており、その真心を身に着けたいと思ったのが働く動機のひとつだったとか。そしていざ現場に立つと、想像以上のおもてなし精神に驚いたと倉田は話します。

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笑顔のコミュニケーションがチームワークを一層高める

楽しい雰囲気は笑顔の交流から生まれる

バンズにパティやソースを乗せ、ラッピングするなど、調理から商品の仕上げまでを担うポジションがアッセンブラー。丁寧さに加えてスピーディーな商品の提供も求められるが、倉田が自身のスキルアップ同様に心がけているのがお店全体が笑顔になるような雰囲気づくりだ。「クルー同士のチームワークを意識し、後輩へのトレーニングも楽しんでもらえるように心がけています。アッセンブラーはお客様と直接触れ合う機会が少ないですが、キッチンからでも仲良く明るい雰囲気は届けられます。私たちの笑顔のコミュニケーションから、お店全体を楽しい空間にしていきたいと思っています」と倉田は微笑む。

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大会前の壮行会にて。店舗の仲間が激励してくれた

技術だけではチャンピオンになれない

倉田のAJCCへの挑戦を後押ししたのは、同じ店舗の先輩である前回大会のチャンピオンの存在だった。「自信はなかったのですが、少しでもその先輩に近づきたいと思いました」と倉田は話す。「特に練習したのは、バーガーを最後に包み込むラッピングです。他にも先輩方からトレーニングいただき、ソースの乗せ方が勉強になりました。でも一番印象に残っている学びは、技術だけでは勝てないということです。周りの状況を見ながら、目の前のバーガーを美しくスピーディーに提供する。調理のスキルだけでなく、コミュニケーションスキルも磨き、発揮できるようになったことで、優勝できたのではないかと思います」と振り返る。

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大切にしているというAJCCの記念品

「今後の人生に役に立つ経験ができた」

トレーニングで培ったコミュニケーション能力や冷静な判断力。加えて、チャンピオンに輝いたという実績が自信にもつながり、「就職など、社会に出たときにもこの経験が役立つのではないかと思います」と倉田は話す。彼女がマクドナルドで働き始めて3年。最近は接客にも挑戦し、仕事の幅を広げて活躍している。また、自分が先輩方に丁寧なトレーニングをしてもらったように、後輩たちの育成にも力を注いでいる。こうした絆の連鎖が、この店舗の一体感をより高めているのだ。

登場した店舗
4号線盛岡上田店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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