STORY#098

ハウスに届け。「2つの青」から生まれた1つのチーム

2024.12.25静岡県

POINT
  • ・病気と向き合う子供とそのご家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス(以下、ハウス)」への支援活動を全国のマクドナルドが一斉に行う「青いマックの日」が10月20日に実施された。
  • ・静岡県遠州エリアでは、各店舗でハウス支援を呼びかけたほか、浜松駅前に日本マクドナルド(株)フランチャイジー7社のクルーたちが集まり、募金箱を持って呼びかけるなどチャリティ活動を展開。
  • ・地域に根ざしたプロラグビークラブ「静岡ブルーレヴズ」の選手もチャリティ活動に参加し、チャリティブースを盛り上げた。

10月20日、全国のマクドナルドが青く染まりました。

「青いマックの日」は、ハウスへの支援が一年で最も盛り上がる日です。静岡県浜松駅前には、「2つの青」に彩られたチャリティブースがありました。遠州エリアのマクドナルド、そして地域の想いが一つになった1日の様子をお届けします。

遠州エリア一丸となってハウスへエールを届けたい

「みんな、集合〜!」

浜松駅のロータリー前、募金箱を抱えて呼びかけを行っていたクルーたちはその掛け声で一つになりました。遠州エリア初の取り組みとなる駅前でのチャリティ活動が幕を閉じた時、そこにはたくさんの笑顔がありました。中心にいたのは、日本マクドナルドフランチャイジー 株式会社O.N.Oの桑原 衣加オペレーションコンサルタント(OC)。本活動をリードした立役者です。

桑原OCにとって、同法人で迎える青いマックの日は初めて。新たな環境の中、OCとして何ができるだろうか。組織内から地域へと視野を広げていく中で、心惹かれたのが静岡県をホームに活躍するプロラグビークラブ「静岡ブルーレヴズ」の存在だったといいます。

「地域に根ざした活動を目指されていると知り、マクドナルド、そしてハウスの活動に通ずるものがあると感じました。青をメインカラーに掲げていることにもご縁を感じて、ぜひ仲間になっていただきたい!と。試合にも何度も足を運ぶ中で、すぐに彼らのファンになりましたね」

#
日本マクドナルドフランチャイジー 株式会社O.N.Oの桑原 衣加OC

同法人の小野 克也オーナーや公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下DMHC)と共に静岡ブルーレヴズにお声掛けし、数日後にいただいたご快諾のお返事。空想が現実になった瞬間でした。

「選手にも参加いただけるのなら店舗に留まらず、さらに人通りの活発な場所で開催しようと、浜松駅前をチャリティ活動の舞台に決めました。そして、せっかくのイベントを遠州地方のフランチャイジー7社および直営店と共に盛り上げたいと考え、輪を広げていきました。準備に取り組む各社のオーナーを主体としたクルーたちの積極的な姿を見て、ハウスへの思いは一つだと再確認しました」

#
静岡県遠州エリアで日本マクドナルド(株)フランチャイジーを運営するオーナーたち
#
募金のお礼としてお渡ししたスマイルソックスやDMHCトートバッグ
#
チャリティ活動開始前、チームの士気を高める桑原OC

※OC(オペレーション・コンサルタント)担当するエリア店舗において、ビジネス成長に責任を持ち、店舗運営のための様々なコンサルティングを行う。

より多くの人に知っていただくきっかけの一つになれたら

笑顔でチャリティブースに立ったのは、静岡ブルーレヴズの若手のホープ、岡﨑 颯馬選手と作田 駿介選手です。

「少しでも病気の子供たちやそのご家族のためにできることがあるならという思いで参加しました。最初は足を止めてくださるか不安もありましたが、多くの方々が温かい気持ちを寄せてくださいました」。

そう二人が話すように、駆けつけたサポーターの方々をはじめ、募金後、選手たちと嬉しそうにキャッチボールをする子供たちや、それを見守るご家族の姿など、ブースを取り巻く輪はどんどん広がっていきました。

「競技を通して皆様に元気や勇気を届けていくことはもちろん、地域に根ざした活動をこれからも共に行っていきたいです。より多くの方々にチャリティに関心を寄せていただくためにも、試合で結果を出して地域での存在感を高めていきたいですね」

#
静岡ブルーレヴズの岡﨑 颯馬選手(左)と作田 駿介選手(右)
#
募金に参加いただいた後、選手たちと記念に一枚
#
お子さんとキャッチボールでふれあう岡﨑選手
#
「青いマックの日」の記念として、サインに応える作田選手

ワンチームでつながる、私たちの想い、寄せられた想い

「駅前での活動に参加できたメンバーは限られていますが、想像を超えるスタッフやクルーたちから手が挙がりました。日本にはまだあまり根付いていないと思っていたチャリティですが、若い世代にまで浸透しつつあることを実感しています」

小野オーナーは活気付くチャリティブースを眺めながら嬉しそうに語ります。初の遠州エリア一体となって取り組むイベントを楽しみに思う気持ちは、店舗を超えて大きく膨らんで当日を迎えました。

#
日本マクドナルドフランチャイジー 株式会社O.N.Oの小野 克也オーナー

浜松西インター店の柴田 治樹店長は、「一人ひとりが活動の意味を考えながら参加していることが、当日の姿はもちろん準備からも伝わってきました。各店舗を任せられたクルーたちも、同じ想いで『青いマックの日』を盛り上げてくれていると思います」と話します。

静岡ブルーレヴズを仲間に迎え、エリアを超えた7社で行う駅前でのチャリティ――初めてづくしの取り組みでしたが、いざ始まってみると、初めて出会った各店舗のスタッフやクルー、そして静岡ブルーレヴズによる「ワンチーム」が自然とできあがっていました。桑原OCはその様子をみて、この先への期待が膨らんだそうです。
「全ての人の想いをプラスに変えていける力を、一人ひとりがこの1日で少しでも感じてくれたなら。それは今後につながる大きな希望になると思います」

#
浜松駅前で募金の呼びかけを行うクルー
#
浜松駅前で募金の呼びかけを行うクルー
#
浜松駅前で募金の呼びかけを行うクルー
#
日本マクドナルドフランチャイジー 株式会社O.N.O 浜松西インター店の柴田 治樹店長
#
浜松駅前でのチャリティ活動に参加した皆さん
登場した人/会社
日本マクドナルド(株)フランチャイジー 株式会社O.N.O
静岡ブルーレヴズ 岡﨑 颯馬選手、作田 駿介選手
活動内容
DMHC
活動時期
2024年10月20日「青いマックの日」マックハッピーデー

この記事のタグ

関連するストーリー

TOPに戻る