2025.07.11
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼 CEO:トーマス・コウ)は、マクドナルドが家族に寄り添い続けるブランドであることを表現した新TVCM『大人への通り道』篇を、2025年7月15日(火)より全国の地上波テレビで放映を開始します。
マクドナルドは、創業以来50年以上にわたり、世代を超えて多くのお客様に“家族が笑顔で過ごせる時間”を提供してまいりました。日々のささやかなひとときから、記憶に残る特別な瞬間まで、お客様それぞれの“かけがえのない日常”に寄り添う存在でありたいと願っています。本TVCMはその想いを体現するシリーズ『Family Brand Story』の第8弾で、「親子の成長」をテーマにしています。
マクドナルドにドライブスルーが登場したのは、約50年前の1977年。本作『大人への通り道』篇は、ドライブスルーで買い物をするという何気ない日常の中にある、「小さな成長」や「気づき」に光を当てた作品です。運転免許を取りたての息子と、隣でそっと見守る母親のドライブというシンプルなシーンを通じて、親子の距離感や役割の変化、そして家族のかたちが少しずつ変わっていく様子を描いています。映像の後半では、「ドライブスルーは、大人への通り道」というメッセージが流れ、普段何気なく利用しているドライブスルーが、家族にとっての思い出の一場面となる様子を、ぎこちないハンドルさばきや変わらぬ笑顔とともに印象的に伝えています。
母親役には、マクドナルドのTVCM初出演となる俳優・永作博美さんを起用。免許取り立ての息子とドライブをする母親の姿を、繊細な表情とやわらかな長崎弁で演じ、日常の中にある“成長の瞬間”を自然に表現いただいています。
また、TVCMに関連したインタビューでは、実生活でも母親である永作さんに、子育ての経験やエピソードについてうかがいました。(詳細は下記を参照)
今回の撮影は、長崎県長崎市周辺で行われました。長崎駅周辺の路面電車が走るどこか懐かしく、穏やかな時間が流れる街並みや、ラストシーンに登場する伊王島大橋で海風の中をドライブするシーンなど、都市部では味わえない開放感とぬくもりが、今回のTVCMを見る人の日常に寄り添う物語として、リアリティとやさしさを添えています。
マクドナルドは、変化する社会やお客様のニーズに柔軟に対応し、進化を続けます。そして、持続可能な社会の実現に向けて取り組みながら、「おいしさと笑顔を地域の皆さまに」ご提供してまいります。
Q.今回のCM出演が決まったときのお気持ちと、撮影現場で特に印象に残ったやりとり等があれば教えてください。
A.こうした温かみのあるCMにお声がけ頂いてとても嬉しかったです。撮影現場も穏やかで私たち家族は終始ニコニコでした。スタッフもなんだかワクワクとしているように感じたのですが、長崎の街に癒されていたのでしょうか。長崎にはやさしい雰囲気が漂っていました。
Q.このCMには“家族の何気ない日常に宿る幸せ”が描かれていますが、永作さんが共感された部分はどこでしたか?ご自身の人生経験と重なるような場面があれば、ぜひお聞かせください。
A.何気ない日常にあるチャレンジとはいえ、緊張は大きいですよね。その何気ないドキドキを経て、緊張が解けた瞬間の弾けた笑いは忘れられない光景になるはず。このCMが伝えたい空気感とはまさにその時間。そんな誇らしい瞬間を切り取るのかと、とても惹かれました。
Q.今回のCMを通して、マクドナルドに感じた印象は何かありますか?
A.もともとマクドナルドって家族や友人と気軽に立ち寄れる身近な存在というイメージがあります。子供が小さい頃から「どこ行く?」って聞くと幾度となく「マック!」と答えが返って来て(笑)今回CMに出演させて頂いて、ここは沢山の過去と未来が混在してるかもと思いました。誰かと一緒に過ごすかけがえのない時間や思い出がたくさん詰まってる、誰にとっても、身近に存在してくれてる場所なんだなぁと思いました。
Q.最近ご自身のお子さんが大人になったなと感じた場面はありますか?
A.朝、玄関で子供の「行ってきます!」が聞こえて「はーい」と手を拭きながら、行ってらっしゃいと送り出す為に向かうと、もうそこには誰もいなくて、あぁもう後ろを振り向かなくなったのか…自分の足で歩きだす時がもうすぐ来るんだなぁ…と漠然と思ったことがあります。ほほえましく少しだけ逞しく感じながらも、ちょっと寂しさもあり…。しかしながらそうやって私も日々鍛えられていくわけで、有難い話です。
Q.永作さんのお子さんが、もし初めて運転免許を取って、“家族をドライブスルーに連れていってくれる日”が来たら、どんな言葉をかけたいですか?
A.うわぁ、いいなぁ。その日を今から楽しみにしています。車の運転ってただの移動じゃなくて、責任が関わってきて大人の入り口の象徴のような。ハンドルを操作して、人を乗せて、マクドナルドのドライブスルーで「何にする?」って世話もして…最初は複雑ですよね。そのドキドキを一緒に感じて、何度も気をつけてねって言って…一緒にミラーや左右を何度も確認するんでしょうね。わぁ、笑ってるけどすでにウルっとしますね。沢山の意味を含んだとっておきの「ありがとう」が言いたいです。
Q.普段、マクドナルドは利用しますか?
A.はい、もちろん利用します。特に子供といる時はご褒美に近いかな。例えば、出かけた際に「マック行こうか?」って立ち寄って、私は台所の作業がなくなった分、学校での話とか友人の話とかいつもよりたくさん、しかもフランクに話ができる気がして、楽しい時間です。
Q.このCMを通じて届けたい想いや、見てほしいポイントについてメッセージをお願いします。
A.見てくださった方が身近な人との時間を少しでも大切に思ってくれたら嬉しいです。何気ない毎日が実は一番幸せなのかもしれませんね。
永作博美
1970年、茨城県生まれ。1994年、ドラマ「陽のあたる場所」で女優デビュー。
2011年、映画「八日目の蟬」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。
近年の出演作に映画「夫婦フーフー日記」「朝が来る」、配信ドラマ「モダンラブ・東京」、連続テレビ小説「舞いあがれ!」、夜ドラ「バニラな毎日」、舞台「月とシネマ2023」など。
朗読を務めた湊かなえさんの短編集『サファイア』がAmazonオーディブルで配信中。