STORY#056

「オール・ジャパン・クルー・コンテスト」への挑戦で磨かれたコミュニケーション力が強みと自信に

ランナー 渋谷七海「札幌日生ビルチカホ店」

2023.6.8北海道

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。こちらは、マクドナルドを支える約19万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。その2022年大会、ランナー部門のチャンピオンである渋谷 七海を取材。AJCCを通じて学んだことを聞きました。

現在大学1年生の渋谷は、高校1年生のときにマクドナルドでアルバイトをスタート。「マクドナルドの仕事はやりがいがあって楽しく、職場の雰囲気もアットホームで働き始めた頃からずっと大好きです」と渋谷は話します。

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ランナーはお客様に商品を届ける要

2度目の挑戦で悲願の優勝

お客様の商品を取り揃えて提供するランナーでは、スピーディかつ正確なオペレーション、そして高いコミュニケーション力が期待される。渋谷はその点に興味を持ち、自分もランナーとして成長したいと思ってAJCCに臨んだ。1度目の挑戦では、最後の全国戦まで残ることができず、渋谷は2度目の挑戦でチャンピオンとなった。「最初の年では、熱心にトレーニングをしていただいた店長や先輩に申し訳なく、悔しい気持ちがありました。しかし、だからこそもっと力を付けて、今度こそ期待に応えたいという気持ちがより一層強くなりました」。

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客席で仕事をする際も、ランナーで身につけた広い視野を活かしている

より楽しく働ける環境づくりを意識

AJCCへの挑戦を通じて意識したのは、お客様へのホスピタリティはもちろん、仲間とのチームワークや楽しく働ける雰囲気づくりだったと渋谷は話す。
「AJCCの本番でも、仲間とのアイコンタクトを意識して、普段通りのフレンドリーなコミュニケーションを心掛けました。みんなが楽しく働いている姿を見ると、自分の視野も自然と広がり、スムーズにオペレーションができるようになりました」。
現在は、店舗で多くの新人クルーを育成する立場になったが、AJCCでの学びはここでも生きていると話す。「お客様に楽しく過ごしていただくことはもちろん、私たちも楽しく働けるよう、クルーとの会話を積極的にするようになりました。特に新人の子には緊張をほぐせるよう声をかけ、働きやすい環境づくりを意識しています」。

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どんなに忙しくても同僚とのコミュニケーションは欠かさない

磨かれたコミュニケーション力が強みに

インタビューの中で、渋谷が度々口にしたのは「恩返し」という言葉。AJCCに挑戦する際に、上司と仲間がずっと励まし支えてくれたと渋谷は話す。「トレーニングではうまくいかなくて落ち込んだこともあります。でも、みんなが優しくサポートしてくれましたし、何より毎日仲間と働くことが楽しいと思える環境だったので、自然と『頑張ろう』という気持ちになれるんですよね。そして、一人ひとりが日々一生懸命頑張っている姿も、私に勇気を与えてくれました」と笑う。
その感謝は、後輩への思いにもつながっている。「ランナーを頑張りたいという子もたくさんいて、今度は私が力になりたいですし、たくさんトレーニングしてあげたいです」。
そして、これから人生を歩んでいく上で、かけがえのないものを掴んだと渋谷は話す。「マクドナルドで学んだコミュニケーション力や社交性は、今では私の強みであり、自信にもなりました。今後の大学生活や将来の仕事でも、活かしていきたいと思っています」。

登場した店舗
札幌日生ビルチカホ店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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