STORY#071

ハウス未開所の石川から送るあたたかなエール

プロ野球独立リーグ球団 石川ミリオンスターズとともに「青いマックの日」チャリティ募金を呼びかけ

2023.12.28石川県

マクドナルドは、共に助け合う社会を目指し、チャリティ文化の醸成と、病気と向き合う子供とそのご家族のための施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス(以下、ハウス)」への支援活動を継続的に行っています。
11月19日には「青いマックの日」として、全国で一斉にキャンペーンを実施。ハッピーセット®お買い上げ1つにつき50円をハウスに寄付させていただきました。また、全国の店舗やチャリティイベントを通じてお客様にハウス支援への呼びかけを行いました。

支援の輪を広げたい。その想いは全国どこの店舗でも変わりません。
今回は、地元のプロ野球独立リーグの球団 石川ミリオンスターズと力を合わせてチャリティ活動を盛り上げた石川県 金沢鞍月店の様子と、活動に携わった方々の想いに迫ります。

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青色のシートや風船であしらわれたカウンター
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こだわった階段の装飾

どなたにも、ハウスの存在を知っていただきたい

「青いマックの日」当日、金沢鞍月店の店内は風船やリボンなど青を基調に彩られた明るい空間が広がっていた。カウンター下は青色のカッティングシートで覆われ、ハウスの募金を呼びかける特設ブースも設置。クルーたちはお客様へパンフレットを1枚1枚手渡しながら、「本日は『青いマックの日』です」と、積極的にハウスの紹介を行った。

金沢鞍月店の活動をリードしたのは、おもてなしリーダーの小山 花と、日本マクドナルドフランチャイジー 株式会社貴久のOC 中斎 将志。「金沢鞍月店は2階にプレイランドがあることから、家族連れのお客様が多く訪れます。来店いただいたどなたにもハウスの存在を知っていただきたいという思いから、お父さん、お母さんはもちろん、お子さんも必ず目に入る階段の段差部分にもデザインをあしらっています」。

※OC(オペレーション・コンサルタント)
担当するエリアの店舗において、ビジネス成長に責任を持ち、店舗運営のための様々なコンサルティングを行う。

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募金ブースにてお客様とコミュニケーションを取るクルーたち
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日本マクドナルドフランチャイジー 株式会社貴久OCの中斎 将志 (左)、金沢鞍月店のおもてなしリーダー 小山 花(右)。

“青いチーム”が店舗をリード

小山は振り返る。「昨年の『青いマックの日』で、ハウスの存在がまだまだ知られていない現状を痛感しました。この一年、もっと多くの方にハウスのことを知っていただけるアプローチはないだろうか?とずっと考えてきました」。ハウスの認知をさらに広げていくために、小山をはじめ、クルーたちは店内装飾を2週間前に完了させることを考えた。その様子を中斎は「積極的にアイデアを出したり、新人クルーに対してハウスの説明の仕方を教え合ったりと、『青いマックの日』に取り組み始めてまだ2年目なのに自主的に行動を起こすクルーたちの姿には驚かされました。それだけ、ハウス支援への思いが強くなっているのだと思います」と話す。中心となったメンバーたちは、いつしかお店の仲間たちから“青いチーム”と呼ばれるようになった。

“青いチーム”による準備の甲斐あってか、当日お客様からは「この間お店に来た時に『青いマックの日』のことを知りました!」など、あたたかな言葉も寄せられた。中斎は言う。「私たちが熱意を持って取り組むことで、お客様にもハウス支援に共感いただけると信じています」。

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(左から)石川ミリオンスターズ 松元 風樹選手とマスコットキャラクターのスタ坊、森林 秀匡選手
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クルーとともに募金を呼びかけ

「青いマックの日」を盛り上げた、
もうひとつの“青いチーム”

当日は、もう一つの“青”が金沢鞍月店を染めた。日本海をイメージした紺色がチームカラーで、プロ野球独立リーグ、日本海リーグに所属する球団 石川ミリオンスターズの選手がチャリティ募金の応援に駆けつけた。株式会社貴久と石川ミリオンスターズは球団が創設された頃から助け合いながら石川県を盛り上げてきた。子供たちを対象とした野球教室の共催や、ホームゲーム開催時に球場内でハウス支援を呼びかけるCMを流すなど、その活動は多岐にわたる。

「青いマックの日」当日は、松元 風樹選手と森林 秀匡ほずま選手が店舗を訪問。紺色のストライプのユニホームに身を包み、マスコットキャラクターのスタ坊とともにハウス支援を呼びかけた。

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オフシーズン中はトレーニングや他のアルバイトと並行して週に3回ほどお店に立つ
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クルーとして働くうちに、子供好きが加速したという松元選手。「青いマックの日」でもたくさんの子供たちに声をかけた

クルーと野球選手、両方で地元へ恩返しを

店頭募金に参加した松元選手は、実は試合がないオフシーズン中、金沢鞍月店でクルーを務めている。お客様と直接接するアルバイトはマクドナルドが初めてで、店舗での経験が野球選手としての心境の変化にもつながっているという。

「独立リーグの球団は、観客の皆さんとの距離が近いという特徴があります。例えば、石川ミリオンスターズでは試合前に選手がチケットを直接手渡ししたり、試合後には観客の皆さんをお見送りしたりしています。僕はどちらかというと人見知りな性格で、こうした交流の場面ではいつも緊張していました。ですが、金沢鞍月店でクルーとして働きはじめてから初対面の方との対話を楽しめるようになり、今では球場での交流の機会は僕のモチベーションが高まる大切な時間になっています」。

石川県で生まれ育ち、子供の頃から石川ミリオンスターズのファンだったことから、地元を盛り上げたいという想いは人一倍強い。「お店に足を運んでくださるお客様や球場にお越しくださる観客の皆さんと積極的にコミュニケーションを取ったり、球場ではつらつとしたプレーを見せたり、ハウス支援に携わったりと、石川ミリオンスターズの選手として、そしてマクドナルドで働く一員として、さまざまな形で地元・石川県を盛り上げていきます」。

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日本マクドナルドフランチャイジー 株式会社貴久の市川 雄久オーナー
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ハウス未開所の石川県でできること

株式会社貴久の市川オーナーが自身に縁のない石川県で日本マクドナルドのフランチャイジーとして独立したのは1991年のこと。「独立当初から今でも、地域社会やお客様にとっての“真のパートナー”になりたいという思いは変わりません。ハウス支援や石川ミリオンスターズとの協力をはじめ、店舗での雇用促進やイベントへの協賛など、私たちにできる地域社会へのサポートを継続してきました」。今では活動の幅を石川から全国へと広げようとしている。

募金にご協力いただいたお客様からは、「身近なマクドナルドのお店から、全国のハウスをサポートできるって素敵ですね」と言った声も。市川オーナーは、「ハウスは“誰か”ではなく“みんなで”支えるもの。まだ石川県にハウスはありませんが、できる支援活動はたくさんあります」と話す。「『青いマックの日』はハウスを知り、ご支援いただく一つのきっかけであり、明日以降も私たちはハウスをサポートし続けます。これからも地域の皆様と手を取り合って活動を継続し、病気と向き合うお子さんとそのご家族にエールを送り続けます」。

お店の少し先には日本海が覗き、「青いマックの日」当日も冷たい風が吹きつけた金沢鞍月店。しかし、そこに集まる一人ひとりの心意気はどこよりもあたたかい。これからも北陸の地から全国のハウスを支えていく。

登場した店舗
金沢鞍月店
登場した人/会社
日本マクドナルド(株)フランチャイジー株式会社貴久
石川ミリオンスターズ
活動内容
DMHC
活動時期
2023年11月19日 「青いマックの日」マックハッピーデー

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