STORY#114

「壁」を越えて。対話からひらかれる、それぞれの選択

2026.06.02東京都

POINT
  • ・マクドナルドは、企業・業界の枠を超えて働き方のアップデートを目指す共創型プロジェクト「働きやすさNEXTプロジェクト」に参画している。
  • ・その一環として、3月某日、国際女性デーにあわせ、女性営業職における課題やバイアスの見直しをテーマにトークイベントが開催。
  • ・イベント後半では、参加した6社の社員の皆さんが語り合うグループディスカッションが行われ、業種を超えた交流の場となった。

マクドナルドは、働くすべての人が力を発揮できる「インクルージョン」を重視し、キャリア形成や働き方の選択肢を広げる取り組みを推進しています。
国際女性デーにあわせて開催された、異業種6社が参画する「働きやすさNEXTプロジェクト」のトークイベントに、マクドナルドも参加しました。
イベント後半には参加者同士のグループディスカッションが行われ、働き方やキャリアについて業界を超えて向き合う時間となりました。今回は、参加したマクドナルドのオペレーションコンサルタント(OC)4名によるアフタートークをお届けします。

※ イベントにフォーカスした前回記事はこちら

※ OC(オペレーションコンサルタント)
担当するエリアの直営店において、ビジネス成長に責任を持ち、店舗運営のためのさまざまなコンサルティングを行う。

垣根を越えて話してみて、見えてきたこと

平岩さん 異業種の方と対面でフリーディスカッションする機会はなかなかないので、とても新鮮でした。同世代だったり、同じく子育てをしていたりする中で、職種や役職が違っても近しい悩みがあるんだなと感じて。それぞれが自分なりに工夫しながら働いている姿に、すごく刺激を受けました。

尾澤さん 私は“家族がいるからこそ仕事を頑張れる”という思いを大切にしています。ただ実際には、店舗で働く方々から子育てや介護との両立について相談を受ける中で、より一人ひとりに寄り添うための工夫の余地があると感じる場面もありました。今回、他社の取り組みや考え方に触れて、制度だけでなく、チームとしてどう支えていくかが重要だと改めて実感しました。

香川さん 私はこれまで、身近に産休や育休、介護を経験している方が多くいたわけではなかったので、制度として知っていることと、実際に当事者がどう感じているかの間にギャップがあると感じていました。今回のディスカッションでは、「何に困るのか」「どんな配慮があると助かるのか」といった具体的な話を聞くことができて、自分の理解が深まったと感じています。

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トークイベントでのグループディスカッションの様子
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グループディスカッションに参加した日本マクドナルド 直営本部の尾澤 紀成OC

価値観の違いに、どう向き合うか

グループディスカッションでは、本イベントのテーマ、女性営業職の働きにくさの要因となる「5つの壁」の一つである「世代間の価値観や意識のずれ」についても話が発展したそう。

佐藤さん 他社の方のお話で、「これまではキャリアアップを前提に入社してくる人が多かったけれど、今は“プライベートも大事にしたい”という人も増えている」という話があって。私自身、これまでは“挑戦の機会を与えることが成長につながる”と考えて関わってきたので、さまざまな考え方に合わせた関わり方の大切さに気づかされました。

香川さん 私も入社当初はどんどんキャリアアップしたい!と思っていましたし、そういう方もいる一方で、「自分のペースで仕事と向き合っていきたい」という声もあって。キャリアに対する捉え方の広がりを感じています。

尾澤さん 一人ひとりの価値観を理解したうえで、対話を重ねていくことが大切になりますよね。マクドナルドには、クルーやお客様と接し、店舗運営に直接的に関わりながらビジネスを成長させていく「フィールド」のほか、フィールドをサポートすることでビジネスの成長を促す「オフィス」、さらには独立しフランチャイズオーナーになるなど、さまざまなキャリアの選択肢があります。その中で、それぞれに合ったチャレンジや成長を支えていける環境づくりが重要だと感じています。

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グループディスカッションに参加した日本マクドナルド 直営本部の佐藤 聖子OC

それぞれの経験から見えた気づきと、その先

トークセッションで語られた「5つの壁」は、それぞれの経験とも重なりました。

佐藤さん “過度な配慮”というテーマは、自分の経験とも重なりました。時短勤務のときに、働き方への配慮から担当エリアを限定される場面もあって。当時はありがたさと同時に、「もっと挑戦したい」という思いもあり、新たな気づきにつながる経験でもありました。

香川さん “女性活躍推進の目的化”における話も印象的でしたね。私が初めて店長になったのは26歳の時でした。キャリアのある男性の店長しかいないエリアだったので、私の選任について、周囲からの見え方を意識する場面もありました。実際に「店長はどなたですか?」と聞かれて「私です」と答えたときに驚かれたこともあって。そうした経験から、自分の役割や責任への意識がより強くなったのを覚えています。現在は女性の店長率も上がってきていますし、世の中からの見え方も変わってきていると感じますね。

佐藤さん だからこそ、トークセッションで出ていた「女性だからではなく、“あなただから任せたい”という言葉が大切」という話は、とても印象に残っています。現場でも、アサインメントの意図をしっかり伝えていくことが重要だと感じました。

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グループディスカッションに参加した日本マクドナルド 直営本部の香川 祐実OC

壁のない開かれた環境を、どうつくっていくか

対話を通して見えてきたのは、「関わり方」を問い続ける必要性でした。

尾澤さん “オープンな環境”と言葉で言うのは簡単ですが、どこまで、どのように開いていくかは考え続ける必要があります。OCという単位だけでなく、OM※1エリア全体として共通認識を持ち、気づく・聞き入れる・伝えるといった基本を積み重ねていくことが重要だと感じました。

平岩さん トークセッションでも話があったように、相手がどんな環境にあり、どんなことに悩んでいるのかを聞き出せる環境づくりはとても大切ですよね。女性の社員から「子育てとの両立を今後どうしていくべきか聞きたかったんですよね」と言われることもあり、育児経験のあるOCとしてサポートできることも多いと感じています。今後はエリアを越えてコミュニケーションの幅を広げていきたいです。

佐藤さん 店長との毎月の1on1は対面で実施していますが、その下の層の声まではキャッチしきれていない部分もあるのが現状です。今後はDM※2の方々とも対話の機会を設け、より早い段階で課題を把握し、後追いではなく先回りしてサポートできるようにしていきたいです。

香川さん 私のエリアでも、店舗のDMやスタッフまで必要な情報や想いをしっかり共有していけるよう、コミュニケーションの取り方を見直していきたいです。内容によってはDMの方から自分へ直接共有してもらうなど、状況に応じた柔軟な関係性をつくりながら、常にオープンな姿勢を持ち続けていきたいですね。

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グループディスカッションに参加した日本マクドナルド 直営本部の平岩 亜衣子OC

※1 OM(オペレーションマネージャー)
 複数のOCを束ね、担当エリア(約50〜60店舗)の売上・利益最大化と店舗体験向上を担う責任者。

※2 DM(デパートメントマネージャー)
 店長に次いで責任を持ち、主に店舗のシフト管理や新人教育、売上管理などを担当するマネージャー。

登場した人/会社
日本マクドナルド(株) 直営本部 東日本直営営業部 東京南湾岸エリア OC 尾澤紀成
日本マクドナルド(株) 直営本部 東日本直営営業部 東京南湾岸エリア OC 平岩亜衣子
日本マクドナルド(株) 直営本部 東日本直営営業部 東京北エリア OC 佐藤聖子
日本マクドナルド(株) 直営本部 東日本直営営業部 東京北エリア OC 香川祐実
活動内容
国際女性デー特別イベント「現役女性営業職に聞く5つの壁と私の働きやすさNEXT」
活動時期
2026年3月17日

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