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トランスファービン
メイド・フォー・ユー

01
キッチンオペレーション

バーガーの販売個数を予測する“人間AI”がいた!?

2000年代の初めまで、カウンターとキッチンの間には大きな設備がありました。これは何かというとトランスファービンという保温スペース。当時はできあがったバーガーをいったんそこに保管し、ご注文が入ると素早く取り出してお客様にご提供していました。おいしく召し上がっていただくため保管時間は10分と決められていたので、作りすぎても足りなくてもダメ。そこで活躍したのが、10分間での販売個数を予測する“プロダクションコーラー”と呼ばれるクルーです。天気や1週間前の同時間帯の販売個数、周辺のイベントの有無など様々なデータから各バーガーの需要を高い精度で予測し、それに応じて作る個数を指示。現在AIがするようなことを、なんと人が行っていたのです。
しかしその役職はもうありません。というのも2005年に、ご注文を受けてからバーガー類を作るキッチンシステム「メイド・フォー・ユー」を全店で導入したからです。新システムでは、オーダーを受けるとすぐに注文内容がキッチン内のディスプレイに表示され、バーガー作りがスタート。誰でも効率よく正確に作れるよう厳密に計算されたキッチンシステムによって、短時間で商品ができあがるようになりました。これにより、バーガーのストックは不要に。バンズは温かくレタスはシャキシャキのまま、できたてのおいしさをお客様へご提供できるようになっただけでなく、廃棄するバーガーの量は、導入前と比較して三分の一以下に減ったのです。