今回の「食材の道のり」は、マクドナルドのビーフパティにかかわる生産者の方々を訪ねる旅です。日本のお客様からの質問、また疑問に思っていることに対して、農家の人や加工工場の人たちに答えていただきました。牛の飼育方法から徹底されている品質・衛生管理の秘密をひもといていきます。
オーストラリアで加工された牛肉は船便で日本に運ばれ、千葉と愛媛にあるビーフパティ工場にて最終加工を行い、店舗に配送されます。その生産能力は2社を合わせて一日に約160トンを誇ります。
※一部、オーストラリアで加工されたビーフパティを使用しています
※情報は2014年12月現在のものです。
冷凍された牛肉を加工するため、 まずは高周波解凍機で牛肉を解凍します。 高周波を使うことで、短時間で解凍でき、 牛肉のうまみ成分を含むドリップの流出を 抑えることができます。 こうして牛肉はうまみ成分を閉じ込めたまま、 加工されていくのです。
肉を挽肉に加工する際、赤身肉と脂身肉の割合を、専用の検査機でチェックします。ハンバーガーに適したビーフパティをつくるための配合を管理しているのです。また挽肉にする際に、僅かに肉にまぎれている軟骨やスジをマシンで除去。こうすることでパティのクオリティを保っています。
マクドナルドのビーフパティは文字通り100%ビーフです。つなぎに卵やパン粉は使用せず、挽肉のこね具合を調整して、パティを成型していきます。味付けは店舗での塩コショウだけ。添加物は一切加えられていないので、パティのおいしさは、素材そのもののおいしさです。
パティは箱詰めされたあと、最終チェックを行います。微生物検査を行い、実際にパティを焼き、食感を確かめ、安全と美味しさにつながる品質管理を行っています。全ての検査に合格したパティのみ、マクドナルドの店頭に出荷されるのです。