今回の「食材の道のり」は、ハンバーガー用のパンである「バンズ」を生産している工場を訪ねました。お客様の質問や疑問に思っていることに対して、工場の方々に答えていただきました。おいしさへのこだわりや品質管理、安心への取り組みをご紹介します。
※情報は2019年9月現在のものです。
異物混入を防ぐため、小麦粉、水、イーストなどの原材料は、ふるいまたはフィルターにかけられます。この手法は、世界的に行われている衛生管理の方法です。安全が確認された原材料だけが、バンズの生地になれるのです。
原材料の計量は、スタッフが責任をもって丁寧に行います。湿度や気温に応じて分量を変えるなど、機械には難しい細かな調整を人の手で行っているからこそ、一日に大量に生産されるバンズを、同じ品質に保つことができます。
バンズはハンバーガーのおいしさをさらに引き立たせるため、普通のパンよりも歯切れのいい食感になっています。これは「麩切り」という特別な製造工程を通ることで生まれます。製法の段階からおいしさはつくられているのです。
バンズを見た瞬間からおいしさを感じて欲しいため、焼き色や形にもこだわりがあります。焼き上がったバンズは人の目や機械で確認され、基準を満たしていないものは取り除かれます。見た目のチェックも、大事な品質管理なのです。
最後の最後に、出荷されるバンズをサンプリングし「官能検査」を行います。マクドナルドの店舗にあるものと同じトースターを使い、バンズをトースト。専門のスタッフが味、色、食感などを確認することで、安心とおいしさを保証します。
より新鮮なバンズをお客様にお届けすることを、私たちは常に考えています。どれだけ早くバンズを店舗に届けられるのかを考えることも、私たちの大切な仕事です。