People人を知る
お客様の声に耳を傾けて、
お客様の声に耳を傾けて、
「やっぱりマック!」の
期待を越え続けたい。
「やっぱりマック!」の期待を越え続けたい。
顧客満足推進部
品質調査室
マネージャー
※2023年2月時点
船越 梓
Profile
多様な価値観を持つ人たちと切磋琢磨できる環境に惹かれ、2010年に入社。1年半の店舗勤務後、本社でオペレーションのサポート、サプライチェーン本部での品質保証の管理業務などを経験。2018年に顧客満足推進部へ異動し、現職。
顧客満足推進部
品質調査室
マネージャー
※2023年2月時点
船越 梓
Profile
多様な価値観を持つ人たちと切磋琢磨できる環境に惹かれ、2010年に入社。1年半の店舗勤務後、本社でオペレーションのサポート、サプライチェーン本部での品質保証の管理業務などを経験。2018年に顧客満足推進部へ異動し、現職。
現在の仕事内容
マクドナルドビジネスを磨く
ファーストステップとして、
日々届くお客様の声を
各部門に届けています。
お客様相談窓口では、マクドナルドへのご意見やご質間、お礼の言葉などを毎日受け取っています。私はお客様の声から、日々、どんな商品・サービスにどんな期待が集まっているのかを把握し、社内のどの部門であればその期待に応えられるかを考え、該当する部門へ声を届けています。各部門が行った改善の効果がお客様に感じられているかを確認するまでか、私の仕事です。
難しいのは、私たちが直接お客様のご要望を実現するわけではなく、必ず他者を動かす必要があるということです。お客様は、もっと安心して便利に楽しくマクドナルドが利用できることを期待されています。実現のためには、商品やサービスを担当する各部門が変化を起こす必要があります。各部門が改善の必要性を早くキャッチし、アクションに踏み切る決断ができるような提案にむけ、時には自ら店舗を訪問してお客様の声の真意を探ることもあります。
また問題の発生を未然に防ぐことにも力を入れています。たとえば、過去「味」へのご意見が多かった商品については、新商品開発の部門と、外部の分析機関とともに味のチェックをする仕組みを設けました。また、広告物で謳っている内容と実際の商品・サービスの間に差異がないか、お客様目線での事前確認にも参加しています。各部門との試行語線の結果、お問い合わせの件数を減らすことかできた時はとてもやりがいを感じます。
仕事の中で特に大切にしているのは、お客様を中心に捉えた「カスタマーセントリック」の姿勢です。マクドナルドビジネスは「カスタマーセントリック」な意思決定によりいくつもの困難を乗り越えてきました。顧客満足推進部は、お客様の声でビジネスが正しい方向に向かうよう筋道をつける仕事。顧客体験の向上によるマクドナルドビジネスの成長を実現させるためにも、まずはお客様の目線に立つことを意識しています。この「カスタマーセントリック」の姿勢の本当の意味に気付けたのは上司の一言がきっかけでした。
キャリアの中で、課題をどのように乗り越えたのか
キャリアの中で、
課題をどのように乗り越えたのか
自分と他者の違いを認識し、
自分の考えの理由を
丁寧に伝えるようになりました。
顧客満足推進部に異動した際、自分とお客様、またチームメンバーの違いに気が付かず、うまく仕事ができないことがありました。例えばマックフライポテト®の品質の対応。マックフライポテトの原材となるじゃがいもが生育段階の傷や打ち身によって、黒色に変色してしまうことがあります。安全性に影響はありませんが、マックフライポテトの一部が焦げのように黒くなっているので心配されるお客様もいらっしゃいます。工場や店舗でもできる限りとりのぞいていますが、部内でさらにこれを減らすよう提案すべきではないかという議論がありました。
私は最初、じゃがいもの打ち身より他の問題を優先すべきでないかと意見し、大部分のメンバーと対立してしまいました。ただ当時はなぜ対立するのかまったく理解できていませんでした。見かねた上司が「意見の裏付けとなる考えをもっと理解してもらえるようなコミュニケーションを心がけてみよう。もしかしたら真意が伝わっていないのかもしれないよ」とフィードバックしてくださったんです。ハッとしました。
私は、異動前に品質保証の業務を行っていました。工場で徹底して食品安全を守る取り組みをしていることや、じゃがいもの特性を知っていたので、現実的な提案をしたつもりでした。ただその根拠を他のメンバーも知っているものだと思い込んで、判断理由の説明を怠っていたことに気が付きました。チームメンバーから見ると、私がお客様を軽視しているように見えたと思います。そしてなにより、そのような事情を知る由もない、お客様のご不安に寄り添えていませんでした。
お互いの意見の理由を丁寧に話し合った結果、できるかどうかではなくお客様の声をしっかりと海外のマックフライポテト工場にも伝えることが私の仕事だと納得できました。サプライチェーン本部の担当者や商社のみなさんのご協力もあり、現在も工場には日本のお客様からのお声を英語版レポートとして届いています。
顧客体験の向上は私一人で実現できることではありません。チームの仲間や各部門はもちろん、店舗や工場など現場のオベレーションに変更が発生するのであれば、何千、何万人の協力が必要です。だからこそ、顧客満足推進部として「お客様はどんな不安を待っているのか」 を読み解き、各部門に対し「なぜ改善をしなければいけないのか」をわかりやすくお伝えしていくことが、役割なのだと気付きました。
お客様が少しでも不安に思われることかあれは、例えマクドナルドが定めた基準の範囲内であったとしても改善策を模索し続けることが大切です。その改善がビジネスの成長につながることを日々実感しています。ビジネスと変えていくことは簡単なことではないですが、これからも「カスタマーセントリック」の姿勢でお客様の声を社内に届けて行きたいです。
今後の目標
人と人とをつなぐハブとなり、
だれかの活躍を後押ししたい。
1つはカスタマーセントリックな姿勢を持ち続けること。もう1つは、多様な価値観を持つ社員たちが今以上に活躍できる環境づくりを支援することです。
実は、私がマクドナルドを受けようと思ったきっかけは、海外ドラマで観たアメリカという国への漠然とした憧れからでした。自分でもちょっと変わった人財だと自負しています。ですが、社内にいろんな価値観を持った社員がいることで、いろんな価値観を持ったお客様の声に応えていけると思っています。
例えば社内に「相談したいことがあるけれど、誰に相談していいかわからない」という人がいたとき。顧客満足推進部で深まった各部門の業務理解やネットワークを活かし、私がハブとなって人と人とをつなぐことができれば、活躍を後押しできると考えています。どんな人も活躍できる企業風土をいっそう高めていけたらうれしいです。
What I like
愛猫の成長を見守っています
22年3月から猫を飼いはじめました。これまで夜型の生活リズムだったのですが、最近は猫に顔をたたかれて起こされるため朝型になりました。猫が大きく、賢くなるともに、エサ袋が見つけられないよう新たな隠し場所を模索しています。