代表取締役兼CEO 日色 保

マクドナルドには、年間延べ約14億人ものお客様が訪れます。そのニーズはまさに多種多様。同じお客様であっても求めるものは目まぐるしく変化し続けます。こうした時代において、お客様のご要望に応え続けるには、私たち自身がダイバーシティに富んだチームでなければなりません。実際、マクドナルドでは性別や年齢、国籍を問わず、ありとあらゆる人たちがクルー(※1)として働いています。いわばマクドナルドという職場が、社会の縮図そのものです。私たちは長い年月をかけて、立場の異なるクルー同士が互いに成長を助け、高め合う風土を育んできました。

それを象徴するのが「スマイル&ハッスル」という言葉です。仲間から認められている実感があるから、笑顔ではつらつと「マニュアル」を超えた主体的なおもてなしができます。これこそが多くのお客様に愛される店舗づくりの第一歩です。多様な人材でチームを組むとなると、働き方の多様なニーズにも応えなければなりません。時短勤務や在宅勤務といった制度を整えるのは当然で、大切なのはそれらの制度をいかに活用してもらうかです。近年、女性のリーダーが急速に増えているのも、これらの両立支援制度を活用する女性マネージャーたちがロールモデルとなって、後輩たちに「あきらめなくていいんだよ、ここでなら仕事も子育ても両立できる!」というポジティブなメッセージを送り続けてくれたおかげです。

マクドナルドらしいダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けて

今後は社員一人ひとりがさらにエンゲージメントを高め、やりがいを感じられるよう、人材育成への投資をより一層強化します。人が最も成長するのは、経験したことのない仕事にチャレンジしたときです。そのために、従来型の研修に加え、個々の関心に合わせて新たなスキルの習得を促すオンザジョブトレーニングなど、これまで以上に多様性を持つ一人ひとりに合った育成プランを充実させていきます。仕事を通じて成長が実感できれば、モチベーションも高まりますし、会社や地域に貢献している実感も得られます。企業と社会とは決して切り離すことができませんから、こうして人材の成長を後押しし続けることも、企業が果たすべき責任のひとつです。もちろん女性活躍の推進にも、これまで以上に注力していきます。これからも働く一人ひとりの幸せに寄り添いながら、社会にポジティブな影響を与え続けるために、マクドナルドはさらなる成長を目指します。

代表取締役社長兼CEO
日色 保

※1:クルー
マクドナルドの店舗で働くアルバイトスタッフの総称。

関連するSDGs

マクドナルドは国連のSDGsに取り組んでいます。

5.ジェンダー平等を実現しよう
8.働きがいも経済成長も
10.人や国の不平等をなくそう
17.パートナーシップで目標を達成しよう

ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

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